軽バン1台で日本一周しながら、ご当地ラーメンを食べまくりたい!
そんな動機からスタートした今回の旅。
16泊17日・総走行距離7,763kmの車中泊ラーメン旅は、この1日目から始まった。
出発地点は北海道・札幌。
この日は北海道を縦断し、函館から青森へフェリーで渡る行程となる。
日本一周というと大きな挑戦のように聞こえるかもしれない。
しかし実際の1日目は、ただ函館まで走るだけのシンプルなスタートだった。
それでも「北海道を離れる」という行動は、この旅において一つの節目となる日だったと思う。
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1日目のルート|札幌→函館(北海道縦断ドライブ)

1日目のルートは、札幌から函館まで北海道を縦断するシンプルなもの。
札幌を出発し、中山峠を越えて留寿都へ。
その後、豊浦で海沿いに出て、長万部→八雲→森町と進み、最後は内陸へ入って函館市内へ到着するルートだ。
- 出発:札幌市
- 到着:函館市
- 走行距離:約250km
- 所要時間:約5時間
数字だけ見るとそこまで長距離ではない。
しかし北海道の250kmは、本州の感覚とは少し違う。
基本的に片側1車線の国道が続き、信号は少ない。
そのため流れは良いが、スピードが出やすくなるので注意が必要な環境だ。
そして、休憩ポイントが意外と少ない。
コンビニも各町に1〜2店程なので、タイミングを見て早めに休憩を取ることが重要になる。
今回のルートでは
- 中山峠の道の駅
- 豊浦のコンビニ
- 八雲のコンビニ
- 森町の道の駅
の計4回休憩を挟んで函館まで移動した。
北海道縦断ドライブのリアル
北海道のドライブは、一言で言えば「走りやすいが油断すると危ない」という印象だった。
まず道路の特徴として、地方部はほぼ片側1車線。
信号と信号の間隔が非常に長く、高速道路のような感覚で走れてしまう。
そのため自然とスピードが上がりやすい。
実際に流れも速く、地元の車はかなりのペースで巡航している。
後ろにつかれた場合は無理にペースを上げるのではなく、追い越し可能区間で譲るのが基本。
次に距離感。
札幌から函館は約250kmなので、高速道路なら3時間弱と考えがちだと思う。
しかし今回のルートは前半は峠道、後半:片側1車線の下道という構成。
さらに休憩も含めると、ナビ表示よりも1時間程度余裕を見て行動するのが現実的だ。
本州との大きな違いは「高速道路の優位性が低い」こと。
都市部のように時間短縮の効果が大きいわけではなく、むしろ下道でも十分に流れる。
せっかく北海道を走るなら、景色を楽しみながらゆっくり走る方が満足度は高いと思う。
交通量については基本的に少ない。
渋滞は札幌や函館の市街地を除けばほぼ無い。
ただし片側1車線のため、遅い車の後ろに数珠つなぎになる場面は多い。
これも北海道ドライブ特有のリズムだと感じた。
函館到着|まずは函館塩ラーメンの名店
この旅のテーマは「ご当地ラーメンを食べながら日本を走ること」。
その記念すべき1杯目として選んだのが、函館塩ラーメンだった。
函館麺厨房あじさい本店

北海道三大ラーメンの一つとされる函館塩ラーメン。
しかし実は、北海道に20年以上住んでいながら食べるのは今回が初めてだった。
訪れたのは「函館麺厨房あじさい本店」
まず印象的だったのは見た目の美しさ。
透き通ったスープに、彩りのあるトッピングが映える一杯だった。
スープはあっさりとした塩味。
しかし単なる薄味ではなく、出汁のコクがしっかりと感じられる。
麺は中細のもちもち麺で、繊細なスープの味を邪魔しない。
全体として非常にバランスの取れた構成だった。
大判のロースチャーシューは食べ応えがあり、あっさり系の中にしっかりとした満足感を加えている。
そして特に印象に残ったのが味玉。
見た目は普通のゆで卵のようだが、しっかりと味が染みている。
しかも白身の色を変えずに味付けされており、見た目の美しさを崩さない工夫がされていた。
思わず「うまい」と声が出た一品だった。
この1杯で、この旅のテーマがしっかり成立することを実感した。
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フェリーで本州へ|日本一周の実感が出てきた瞬間

函館港からフェリーに乗り込み、本州・青森へ向かう。
フェリーに乗るのはこれが人生で3回目。
ただし今回は「日本一周の途中」という位置付けなので、これまでとは意味合いが大きく違う。
とはいえ、この日は夜便。
20:15発の便で、外はすでに真っ暗。
▶この旅で使用したフェリーはこちら。

デッキに出てみても、見えるのは真っ暗な海とわずかな灯りだけ。
「北海道を離れる」という実感や情緒を感じるような景色では正直なかった。
少し期待していた部分ではあるが、これはこれでリアルだと思う。
船内に戻り、4時間ほどの船旅がスタート。
この時間は完全に“移動時間”というよりも、“作業時間”として使うことにした。
先ほど食べた函館ラーメンの内容をそのままブログにまとめながら、翌日のルートとラーメン店の確認を進めていく。多少揺れる船内ではあったが、船酔いも酷くならずにPC作業を行う事ができた。
船内の雰囲気はかなり特徴的。
夜便ということもあり、
・テーブル席で静かに過ごす人
・雑魚寝スペースで仮眠をとる人
・グループで宴会のように盛り上がっている人
同じ船内でも場所によって空気感がまったく違う。
私はテーブル席でノートPCを開き、ひと通り作業を終えた後、雑魚寝スペースで1時間ほど仮眠を取った。こうして過ごしていると、約4時間の航海はあっという間だった。
青森港から道の駅へ
青森港に到着したのは深夜0時。
さすがにこの時間になると、街の動きはほとんどない。
寄り道をするような余裕もなく、そのままこの日の車中泊地へ向かうことにした。
翌日は秋田方面へ進む予定だったため、ルート上にある
「道の駅なみおかアップルヒル」を最初の宿泊地に選択。
深夜の道を走り、道の駅に到着。
まずは最低限の準備として、洗顔と歯磨きだけを済ませて、すぐに寝る体勢に入る。
この日は札幌から函館まで約250kmの移動に加え、フェリー移動もあった。
さすがに疲労は大きく、体を横にした瞬間に一気に眠気が来た。
初めての軽バンでの車中泊。
正直、寝られるかどうか少し不安はあったが、結果としては何も問題なし。
すんなりと眠りに入ることができた。
この日のまとめ|日本一周は静かなスタート
こうして日本一周車中泊旅の1日目が終了した。
内容としては、
・札幌から函館までの北海道縦断
・函館ラーメン
・青森行きフェリー
・初めての車中泊
イベントは揃っているものの、「いよいよ旅が始まった」という実感はまだそこまで強くない。
フェリーに乗り、本州へ向かう。
この移動そのものが、日本一周というスケールの大きさを静かに実感させてくれるものの、ここまでは準備と移動のフェーズ。
ここから先は、旅の本番である本州編がスタートする。
日本一周車中泊旅|次の記事
2日目からは本格的に東北エリアへ。
青森から秋田、さらに山形へと進みながら、ご当地ラーメンを巡っていく。
▶ 日本一周車中泊ラーメン旅【2~4日目】はこちら
次回はいよいよ、東北ラーメン旅のスタート。
十文字ラーメンをはじめとした、ご当地ラーメン巡りが本格的に始まる。




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