北海道「道の駅」スタンプラリー4日目。
この日は道の駅とうや湖を出発し、ニセコ・寿都・島牧・積丹半島を経由して札幌方面へ戻るルートを走った。
地図で見ると後志(しりべし)エリアは比較的まとまっているように見える。しかし実際に走ってみると、海岸線に沿って続く長い移動距離や観光地特有の交通量、そして人気道の駅の混雑が想像以上に大きな壁となった。
スタンプを押すだけなら何とかなる。
だが、写真撮影をしたり売店を見たり、食事を楽しんだりする余裕はほとんどなかった。
結果として、この日は16駅のスタンプを回収。走行距離は509km、今回のスタンプラリーはこれまでの中でも特に時間との戦いになった1日だった。
これから後志エリアを攻略しようと考えている人に向けて、実際に走ったルートと所要感、そして感じた注意点をまとめていく。
▼これまでのスタンプラリーの記録



結論|後志を1日で巡るのは時間的余裕ゼロ
後志エリアを1日で一周すること自体は不可能ではない。
実際に今回も16駅を回収できた。
しかし、それは「スタンプ押印を最優先に行動した結果」であり、観光やグルメを楽しみながら回る余裕はほぼ存在しなかった。
特に想定外だったのが移動時間の長さだ。
後志エリアは地図で見るとコンパクトに見えるが、実際には海岸線や山間部を走る区間が多く、平均速度も上がりにくい。さらに積丹方面へ進むと信号こそ少ないものの、カーブの多い道路が続くため思ったほど距離を稼げない。
加えて、札幌近郊の人気道の駅が大きな時間ロス要因になった。
名水の郷きょうごく、スペース・アップルよいち、ふるびらたらこミュージアム、望羊中山といった観光客の多い道の駅では、駐車場への出入りや館内の混雑によって想定以上の時間を消費する。
「スタンプを押してすぐ出発」のつもりでも、車を停めるまでに数分から十数分を要する場面もあった。
1駅あたりのロスは小さくても、それが積み重なると1時間近い差になる。
今回の経験から言えば、日高~胆振~後志エリアをしっかり楽しみながら巡るのであれば3日確保するのがおすすめだ。
2日でも回れなくはない。
ただし早朝出発が前提となり、食事や観光を削る覚悟が必要になる。
スタンプラリーを「旅」として楽しむなら3日。
スタンプ回収を最優先にするなら2日。
後志エリアは、そのくらい時間との戦いになるエリアだった。
今回(4日目)のスタンプラリー結果
| 項目 | 内容 |
| 回収スタンプ数 | 16駅 |
| 総走行距離 | 509km |
| 出発地 | 道の駅とうや湖 |
4日目は道の駅とうや湖を起点に、後志エリアを大きく一周するルートとなった。
なお、この日のスタート地点となった道の駅とうや湖までは前日の行程で到達している。
前日までのルートについては以下の記事で詳しくまとめている。
▶ 北の道の駅スタンプラリー【3日目】日高~胆振~後志編①

ニセコ周辺から日本海側へ抜け、寿都・島牧を経由。その後は積丹半島を北上しながら余市方面へ向かい、最後は赤井川と京極を経由して中山峠を越える流れだ。
数字だけを見ると16駅・509kmという結果だが、実際に走った感覚としては距離以上に時間を消費した1日だった。
特に後半は観光客が集中するエリアに入ったことで、移動時間の見積もりが次第に狂い始める。
スタンプラリーは単純に距離だけで計画してはいけない。
今回の4日目はそのことを強く実感する1日となった。
今回の走行ルート

今回走行したルートは以下の通り。
- とうや湖
- 230ルスツ
- 真狩フラワーセンター
- ニセコビュープラザ
- らんこしふるさとの丘
- くろまつない
- みなとまーれ寿都
- よってけ!島牧
- シェルプラザ・港
- いわない
- オスコイ!かもえない
- ふるびらたらこミュージアム
- スペース・アップルよいち
- あかいがわ
- 名水の郷きょうごく
- 望羊中山
ニセコ周辺までは比較的順調だった。
しかし寿都から島牧へ向かう日本海沿岸ルートは移動距離が長く、さらに積丹半島側へ入ると道の駅間の移動時間も無視できなくなる。
加えて余市以降は観光客の流入が一気に増加し、道の駅への出入りだけでも時間を消費した。
地図上では効率良く並んでいるように見えるルートだが、実際には終始時間に追われる展開だった。
スタンプ帳&道の駅写真まとめ
とうや湖

230ルスツ

真狩フラワーセンター

ニセコビュープラザ

らんこしふるさとの丘

くろまつない

みなとまーれ寿都

よってけ!島牧

シェルプラザ・港

いわない

オスコイ!かもえない

ふるびらたらこミュージアム

スペース・アップルよいち

あかいがわ(※長期休館中のためスタンプなし)

名水の郷きょうごく

望羊中山

札幌近郊の道の駅は想像以上に時間を奪われる
今回の4日目で最も苦戦したのは移動距離ではなかった。
むしろ想定外だったのは、札幌近郊の道の駅で発生する混雑による時間ロスだった。
北海道の道の駅スタンプラリーでは「道の駅間の移動時間」に意識が向きがちだ。しかし実際には、駐車場に入るまでの待ち時間や館内の混雑によって予定が崩れるケースも少なくない。
特に後志エリアから札幌方面へ近づくにつれて観光客やツーリング客、地元利用客が増加する。
スタンプを押すだけのつもりでも車を停める場所が見つからず、数分から十数分を消費する場面もあった。
今回特に混雑を感じたのが「望羊中山」「名水の郷きょうごく」「ふるびらたらこミュージアム」「スペース・アップルよいち」の4駅だ。
望羊中山は札幌近郊の定番ドライブスポットということもあり、駐車場はほぼ満車状態。館内も観光客で賑わっていた。
名水の郷きょうごくも人気観光地として知られており、湧水を汲みに来る人や観光客で混雑していた。
ふるびらたらこミュージアムは比較的新しい道の駅ということもあって注目度が高く、休日はかなりの集客力がある。
スペース・アップルよいちも余市観光の拠点として利用する人が多く、駐車場の回転が追いついていない印象だった。
どの道の駅も魅力的で立ち寄る価値は高い。
しかしスタンプラリーを効率重視で進める場合は、「到着したらすぐ押して出発できる」という前提で計画を立てない方が良い。
後志エリアでは距離よりも混雑がスケジュールを狂わせる要因になりやすい。
“いわない” も油断できなかった
混雑という意味では、”いわない”も予想外の存在だった。
札幌からはかなり離れており、事前には比較的空いていると予想していた。
ところが実際に到着すると駐車場は満車に近く、空き待ちの車も見られた。
原因は施設規模に対して駐車スペースがそれほど広くないことだと思われる。
スタンプ押印そのものは数十秒で終わる。
しかし車を停めるまでに数分かかれば、その時間は丸々ロスになる。
スタンプラリーでは見落としがちな部分だが、こうした駐車場事情も行程に大きく影響する。
日高~胆振~後志編は3日確保がおすすめ
今回実際に走ってみて感じたのは、日高・胆振・後志エリアを2日で攻略するのは可能だが余裕がなさすぎるということだ。
スタンプ回収だけを目的にするなら成立する。
しかし写真撮影を楽しんだり、道の駅グルメを味わったり、お土産を選んだりする時間は大幅に制限される。
特に後志エリアは海岸線ルートの移動距離が長く、さらに人気観光地の混雑も加わる。
そのため計画段階で想定していた以上に時間が削られていく。
もしこれから同じルートを走るのであれば、個人的には3日確保することをおすすめしたい。
3日あればスタンプ回収だけでなく、各道の駅の特色を楽しむ余裕も生まれる。
北海道の道の駅スタンプラリーは単なるチェックポイント巡りではない。
各地域の魅力を味わいながら進めてこそ面白い。
だからこそ、このエリアだけは無理に詰め込まず、余裕を持った日程を組んだ方が満足度は高くなるはずだ。
ご飯を食べる余裕もなかった
今回の4日目を振り返ると、一番印象に残っているのは「とにかく時間が足りなかった」ということだ。
本来であれば、せっかく後志エリアまで来たのだから海鮮やご当地グルメを楽しみたい。
寿都なら海産物、余市なら果物やスイーツ、ニセコ周辺にも魅力的な飲食店が数多く存在する。
しかし現実はそんな余裕はなかった。
次の道の駅の営業時間、移動時間、混雑状況を考えると、ゆっくり食事をしている余裕がなかった。
さらに人気観光地が多いため、駐車場への出入りや館内の混雑でも時間が削られていく。
その結果、「昼になったらどこかで食べよう」と考えていても、気付けば次の道の駅へ向かっている。
そんな状況が1日中続いた。
レストランへ入ることも考えたが、待ち時間が読めない。
注文から提供までの時間も考えると、スタンプラリー全体の計画に大きな影響が出る可能性があった。
そのため今回は食事を楽しむことよりも、スタンプ回収を優先する判断となった。
コンビニへ立ち寄る時間すら惜しく感じる場面もあり、休憩そのものを最小限に抑えながら走り続けることになった。
道の駅スタンプラリーはつい移動距離ばかりに目が向きがちだが、実際には「食事の時間をどこで確保するか」も重要な攻略ポイントだと感じた。

携帯食を持っていくと安心
今回の経験から、時間に余裕のないスタンプラリーでは携帯食を準備しておくことをおすすめしたい。
車を停めた数分の間に食べられるものがあるだけで、行動の自由度が大きく変わる。
例えばカロリーメイトやプロテインバーなら片手で食べられるし、ゼリー飲料であれば短時間でエネルギー補給ができる。
コンビニで購入したおにぎりを車内で食べながら次の目的地へ向かうだけでも、かなり時間を節約できる。
もちろん旅の楽しみという意味では現地グルメを味わう方が圧倒的に良い。
しかしスタンプ回収を優先する日だけは話が別だ。
今回のように16駅を回る行程では、食事を楽しむ余裕よりも営業時間との戦いになる。
後志エリアを短期間で攻略する予定なら、携帯食を準備しておくだけでかなり気持ちが楽になるはずだ。
少なくとも今回の自分は、途中でまともな昼食を取る時間を確保できなかった。
それだけ、この日の後志攻略は時間との戦いだった。
まとめ|後志エリアは距離よりも時間との戦いだった
スタンプラリー4日目は、後志エリアを中心に16駅のスタンプを回収することができた。
数字だけを見ると順調な1日だったように見える。
しかし実際には終始時間に追われ続ける展開だった。
後志エリアは海岸線を走る区間が長く、道の駅同士の距離も決して短くない。さらに札幌近郊へ近づくにつれて観光客や地元利用客が増え、駐車場待ちや館内の混雑による時間ロスも発生した。
今回特に感じたのは、「距離よりも時間の管理が重要」ということだ。
地図上では無理のないルートに見えても、実際には想定外の混雑や休憩時間によって計画は簡単に崩れてしまう。
その結果、この日は食事を楽しむ余裕もほとんどなく、スタンプ回収を最優先に動き続けることになった。
もしこれから同じルートを走るのであれば、日高・胆振・後志エリアは3日確保することをおすすめしたい。
2日でも攻略は可能だ。
ただし、それはスタンプ押印を最優先にした場合の話であり、道の駅グルメや観光、写真撮影を楽しみながら回るのはかなり厳しい。
北海道の道の駅スタンプラリーは、ただスタンプを集めるだけではなく、その土地の魅力に触れながら進めることに面白さがある。
だからこそ、余裕のある日程を組み、時間に追われすぎない旅にした方が満足度は高くなるはずだ。
4日目の後志攻略を終えたことで、スタンプラリーもいよいよ後半戦へ。
次回は最北端の稚内か最南端の函館か最東端の根室を目指す。車中泊旅としてはここからが本番となる。


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