北海道「北の道の駅スタンプラリー」3日目。
この日は日高地方からスタートし、胆振地方西部まで一気に移動。その後は翌日の後志エリア攻略を見据えながら伊達市まで移動する行程となった。
今回のカギは高速道路の活用である。
道の駅スタンプラリーでは「できるだけ一般道で移動したい」と考えがちだが、北海道の広さを相手にすると必ずしもそれが正解とは限らない。特に胆振西部エリアは道の駅同士の距離が長く、押印時間の制約も厳しいため、ルート選択を間違えると計画そのものが破綻する可能性がある。
実際、今回も当初は3日かけて回る想定だった。しかし全体の行程を見直した結果、高速道路を使えば2日で攻略できる可能性が見えてきた。
果たして作戦は成功したのか。
高速道路を活用して胆振エリア攻略に挑んだ3日目の記録を振り返る。
結論|胆振攻略のカギは高速道路による時間短縮
今回の目標は、日高・胆振・後志エリアを2日間で攻略するための土台作りだった。
そのためには、この日だけで16駅のスタンプ回収が必要となる。単純な走行距離だけでもかなりのボリュームだが、厄介だったのは押印時間の存在だった。
▶ スタンプラリー攻略で重要な「押印時間の考え方」は【1日目】で詳しく解説している

特に胆振西部エリアは、苫小牧から室蘭を経由して豊浦方面へ向かう一般的なルートを選ぶと時間効率が悪い。途中の道の駅を順番に回っているうちに、押印時間が17時までの「道の駅とようら」に間に合わなくなる可能性が高かった。
そこで今回は発想を逆転した。
苫小牧から高速道路を利用し、一気に豊浦まで移動。先に押印時間の制約が大きい「とようら」のスタンプを回収し、その後に虻田、壮瞥、伊達、室蘭を逆走するルートを選択した。
結果として胆振エリアの主要駅を無理なく回収できただけでなく、翌朝は営業時間が8時30分(他よりも30分早い)からの「道の駅とうや湖」を起点に行動できる理想的な状態を作ることができた。
スタンプラリーでは押印時間の管理が重要。それを実現する手段として高速道路を使う判断も時には必要になる。
今回の3日目は、そのことを強く実感した一日だった。
今回のルート設計|なぜ胆振を逆走することにしたのか
今回のスタンプラリーで最も時間をかけたのは移動ではなくルート設計だった。
日高・胆振・後志を限られた日数で攻略するには、単純に近い順番で回るだけでは足りない。押印時間や翌日の行程まで含めて考えた結果、胆振エリアをあえて逆方向から攻略するルートにたどり着いた。
当初は3日計画だった
今回攻略する予定だったのは日高・胆振・後志の広範囲エリア。
当初は3日間で回る想定だったが、スタンプ数と移動距離を改めて見直した結果、ルート次第では2日間でも攻略できると判断した。
この判断ができたのは、1日目・2日目で想定以上にスタンプを回収できたことも大きい。
▶ 1日目の記録はこちら

▶ 2日目の記録はこちら

ただし、そのためには胆振西部エリアを初日のうちに回収することが絶対条件だった。
苫小牧~豊浦区間が最大の難所
ルート作成で最も悩んだのが苫小牧から豊浦にかけての区間だった。
苫小牧から室蘭までは距離が長いうえ、この区間には道の駅がない。そのため後回しにしたくなる区間だが、日高・胆振東部だけで終えると時間を持て余してしまう。
日高・胆振・後志を2日で回るためには、胆振西部まで一気に進む必要があった。
道の駅とようらの営業時間がボトルネック
今回のルート設計で最大の制約となったのが道の駅とようらだった。
とようらの押印時間は17時まで。一方で、みたら室蘭は24時間押印可能となっている。
この条件を並べると、とようらを優先し、みたら室蘭を最後に回した方が効率的なのは明らかだった。
高速道路を使い豊浦を先に攻略する作戦を選択

そこで採用したのが高速道路を利用するルートだった。
ウトナイ湖まで回収したあと、高速道路で一気に豊浦方面へ移動。まず最優先でとようらのスタンプを確保し、その後にあぷた、そうべつ情報館i、だて歴史の杜を回る流れを組んだ。
高速料金はかかるが、それ以上に時間短縮のメリットは大きい。今回のスタンプラリーでは、まさに「時間を買う」判断だった。
室蘭を最後に回すことで押印時間を気にせず行動できた
このルートのもうひとつの利点は、みたら室蘭を最後に回せることだった。
24時間押印可能なため、途中で食事や休憩を挟んでも計画が崩れにくい。
実際、この日は夕食難民になるトラブルもあったが、最後の押印を気にする必要がなかったことで余裕を持って行動することができた。
翌朝は8時30分開館のとうや湖からスタートできる
今回のルート設計は、この日だけを見て決めたものではない。
胆振西部を前日に回収したことで、翌朝は8時30分開館の道の駅とうや湖からスタートできるようになった。通常は9時開館なので30分早く行動できるのは大きい。
スタンプラリーでは、その日の効率だけでなく翌日のスタート地点も重要になる。今回の逆走ルートは、その重要性を実感した好例だった。
今回(3日目)のスタンプラリー結果
| 項目 | 結果 |
| 回収スタンプ数 | 16駅 |
| 総走行距離 | 644km |
| 出発地 | 道の駅みついし |
日高地方からスタートし、占冠・夕張方面を経由して胆振地方西部まで移動。さらに翌日の後志エリア攻略を見据えて伊達市まで移動したため、走行距離は644kmに達した。
ただし、この日の目的は単純に距離を稼ぐことではない。
押印時間に制限のある道の駅を確実に回収しながら、翌日のスタート地点を有利な場所に設定することが最大の目的だった。その意味では、予定していた16駅をすべて回収できたことで作戦は成功と言える。
今回の走行ルート

今回の走行ルートは以下の通り。
- 道の駅みついし
- サラブレッドロード新冠
- むかわ四季の館
- 樹海ロード日高
- 自然体感しむかっぷ
- 夕張メロード
- あびらD51ステーション
- マオイの丘公園
- 花ロードえにわ
- サーモンパーク千歳
- ウトナイ湖
- とようら
- あぷた
- そうべつ情報館i
- だて歴史の杜
- みたら室蘭
前半は日高・空知・胆振東部エリアを効率良く回収。
そしてウトナイ湖を最後に、高速道路を利用して一気に豊浦へ移動。
今回のルートでは最も営業時間の制約が厳しい「とようら」を先に攻略できたことで、その後の行程に余裕が生まれた。また、最後を24時間押印可能な「みたら室蘭」に設定したことで、時間を気にせず移動できた点も大きかった。
結果的に胆振西部エリアを一日で攻略しながら、翌日は道の駅とうや湖からスタートできる理想的な形を作ることができた。
スタンプ帳&道の駅写真まとめ
道の駅みついし

サラブレッドロード新冠

むかわ四季の館

樹海ロード日高

自然体感しむかっぷ

夕張メロード

あびらD51ステーション

マオイの丘公園

花ロードえにわ

サーモンパーク千歳

ウトナイ湖

とようら

あぷた

そうべつ情報館i

だて歴史の杜

みたら室蘭

室蘭グルメは食べれず|夕食難民になってしまう
スタンプ回収は順調だったものの、この日最大の誤算は夕食だった。
胆振エリアに入る前から、夜は室蘭名物のカレーラーメンを食べるつもりでいた。しかし結果はまさかの夕食難民。楽しみにしていたご当地グルメを食べることはできなかった。
▶2年前に食べた室蘭カレーラーメンのブログ記事はこちら

狙っていたカレーラーメン店が臨時休業
最初に向かったのは事前に調べていたカレーラーメン店。
スタンプ回収も予定通り進み、「あとはラーメンを食べて車中泊するだけ」という状態だったが、到着するとまさかの臨時休業だった。
ここまで順調だっただけにダメージは大きい。
代替候補も満車で入れなかった
もちろん代替候補も考えていた。
しかし次に向かった店は駐車場が満車。車旅では席が空いていても駐車できなければ入店できない。
長距離移動の疲れもあり、空きを待つのは断念。室蘭での夕食は諦めることにした。
予定変更して伊達市へ移動
そのまま車中泊予定地の伊達市へ移動。
幸い市街地には飲食店も多く、食事そのものには困らなかった。
室蘭カレーラーメンは次回への宿題となったが、無理に粘らず翌日の行程を優先した判断は結果的に正解だったと思う。
旅では「食事の代替案」も重要
今回改めて感じたのは、食事もスタンプ回収と同じくバックアッププランが必要だということ。
地方では臨時休業や駐車場満車も珍しくない。第一候補だけでなく、第二候補まで考えておくと旅の自由度は大きく変わる。
この日の車中泊は道の駅だて歴史の杜

この日の車中泊地として選んだのは道の駅だて歴史の杜。
翌朝のとうや湖攻略を考えると立地が良く、周辺環境も充実している。
人口集積地近郊の道の駅を選ぶメリット
車中泊場所を選ぶ際、景色の良さを優先することもある。
しかしスタンプラリーのように移動が中心となる旅では、利便性を重視することが多い。
その点、だて歴史の杜は伊達市街地に近く、周辺には飲食店やコンビニが充実している。
翌日の行動準備もしやすく、補給や買い出しにも困らない。
旅の拠点として非常に使いやすい道の駅だった。
この日は防寒対策として貼るホッカイロを投入

この日の夜は気温が低く、少し肌寒さを感じた。
そこで今回持参していた貼るホッカイロを使用。
車中泊では寝具ばかり注目されがちだが、こうした小さな防寒アイテムの効果は大きい。
特に北海道では季節によって昼夜の寒暖差が大きくなる。
「たぶん大丈夫だろう」と油断せず、少し余裕を持った防寒装備を準備しておくことが快適な車中泊につながる。
まとめ|高速道路の活用で胆振攻略が現実的になった
3日目は16駅を回収し、日高・胆振エリアの主要な道の駅を攻略することができた。
今回の成功要因は、高速道路を活用して「とようら」を先に回収したことにある。営業時間の制約をクリアできただけでなく、胆振西部エリアを効率よく回ることができた。
また、この日のうちに伊達市まで移動できたことで、翌朝は8時30分開館の道の駅とうや湖からスタートできる理想的な形を作ることにも成功した。
スタンプラリーでは距離だけでなく時間の使い方も重要になる。必要に応じて高速道路を活用することで、攻略できるエリアは大きく広がる。
胆振攻略を終え、いよいよスタンプラリー屈指の人気エリア・後志地方へ。4日目はニセコ周辺から順番に攻略していく。
また今回の記事から読み始めた方は、旅のスタートとなった1日目・2日目の記事もあわせて読んでほしい
▶ 北の道の駅スタンプラリー【1日目】上川〜空知編①

▶ 北の道の駅スタンプラリー【2日目】上川〜空知編②


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