北海道の道の駅巡りを始めてから、お土産選びの悩みが増えた。
チーズやハム、スイーツなど魅力的な要冷蔵商品は多いが、1泊2日の車中泊旅では初日に購入しづらい。保冷する環境がないからだ。
本格的なクーラーボックスなら安心だが、普段は使わない大きな荷物を車に積み続けるのも非効率。そこで購入したのがCAPTAIN STAGの保冷バッグである。
折りたたんで収納できるため車中泊旅との相性は良さそうだ。しかし実際にどれだけ保冷できるのかは分からない。
そこで今回は、凍らせた500mlペットボトルを使い、バッグ内部が10℃を超えるまでの時間を実測した。
結論|1泊2日の保冷には不十分だが使い方次第では実用的
結論から言うと、CAPTAIN STAGの保冷バッグだけで2日間保冷するのは難しい。
今回のテストでは、凍らせた500mlペットボトル2本を入れた状態で、バッグ内部を10℃以下に維持できたのは約16時間だった。
性能自体は悪くないものの、1日目に買った要冷蔵のお土産を何もせず2日目の夜まで保冷するのは厳しい。
ただし、コンビニで氷を購入したり保冷剤を交換したりすれば話は別だ。適切に冷却材を補充すれば、1泊2日の車中泊旅でも十分実用的に使える。
この保冷バッグは高性能クーラーボックスの代用品ではなく、携帯性を重視したお土産用保冷バッグとして考えるのが正解だろう。
1泊2日の車中泊旅でお土産の保冷が課題になった
北海道の道の駅巡りを続けている
現在、北海道の道の駅スタンプラリーに挑戦中だ。
旅のスタイルは1泊2日の車中泊が中心。週末を利用して各地の道の駅を巡りながら、スタンプ集めやご当地グルメを楽しんでいる。
初日に要冷蔵のお土産を買えない問題
道の駅にはチーズやハム、ソーセージ、スイーツなど魅力的な要冷蔵商品が数多く並んでいる。
しかし旅の前半で見つけても、保冷できる自信がないため購入を見送ることが多かった。
「帰りに買えばいい」と思っても、再びその道の駅を通るとは限らない。気になる商品を見つけても諦める場面が少なくなかった。
クーラーボックスでは大きすぎる
保冷性能だけを重視するならクーラーボックスが有力な選択肢だ。
ただ、お土産を買わない旅も多く、常時車に積んでおくにはサイズが大きい。特に車中泊では限られた車内スペースを有効活用したい。
そこで導入を検討したのが折りたたみ式の保冷バッグだった。使わない時はコンパクトに収納でき、必要な時だけ展開できる。車中泊旅との相性も良さそうだったため、今回試してみることにした。
CAPTAIN STAG 保冷バッグを購入
今回購入したモデル

今回購入したのは、CAPTAIN STAGの2段式保冷バッグ Sサイズである。
S・M・Lの3サイズが用意されているが、車中泊旅のお土産用途を考え、最もコンパクトなSサイズを選んだ。
大量の飲み物や食材を運ぶには小さいが、チーズやハム、スイーツなどのお土産用としては十分な容量だ。
折りたたみ収納できるのが魅力
この保冷バッグを選んだ理由は収納性である。
一般的なクーラーボックスは使わない時でもスペースを占有するが、この製品は折りたたんでコンパクトに収納できる。
必要な時だけ展開できるため、車内スペースが限られる車中泊旅との相性は良い。

上下2段構造で荷物を分けて収納できる
本製品は上下2段構造を採用している。
下段は保冷スペース、上段は通常収納スペースとして使えるため、要冷蔵品と常温品を分けて収納できる。
また、中敷きが付属しており、荷物の重みで食品が潰れにくい点も便利だ。

保冷剤を収納できるメッシュポケットも便利
下段上部には保冷剤を入れられるメッシュポケットが備わる。
保冷剤を食品の上へ直接置かずに済むため、収納スペースを有効活用しながら冷気を行き渡らせることができる。
車中泊旅のお土産用としては、使い勝手の良い工夫だと感じた。
要冷蔵の目安は10℃以下
なぜ10℃以下が重要なのか
今回のテストでは、保冷バッグ内の温度が10℃を超えるまでの時間を測定した。
これは、多くの要冷蔵食品が「10℃以下で保存」を前提としているためだ。
道の駅で販売されているチーズやハム、ソーセージ、スイーツなども同様で、要冷蔵のお土産を安全に持ち帰るには10℃以下を維持できるかがひとつの目安になる。
今回のテスト基準
保冷性能の評価には、「何時間冷たいか」ではなく「何時間10℃以下を維持できるか」を採用した。
凍らせた500mlペットボトル2本を保冷剤代わりに使用し、バッグ内部の温度を定期的に測定。10℃を超えた時点を保冷性能の限界として評価した。
車中泊旅で要冷蔵のお土産を持ち帰ることを想定した実用的なテストである。
実際に保冷性能をテストしてみた
テスト条件
保冷性能を確認するため、凍らせた500mlペットボトル2本を保冷バッグ下段へ収納し、バッグ内部の温度を1時間ごとに測定した。
外気温は約23℃。バッグ内部の温度が10℃を超えるまでの時間を記録した。

テスト結果|10℃以下を維持できたのは約16時間
テスト開始直後のバッグ内部温度は6〜7℃だった。
その後も温度上昇は緩やかで、約14時間までは6〜7℃付近を維持。14時間を過ぎると徐々に温度が上昇し、16時間後に10℃へ到達した。
同じ条件で2回実施したが、結果はほぼ同じだった。
今回の結果から、要冷蔵食品を半日以上保冷できる性能を持つことが分かった。一方で、朝に購入したお土産を何も対策せず翌日まで保冷できるレベルではない。
車中泊旅で使う場合は、途中で保冷剤や氷を補充する前提で考えた方が良さそうだ。
外気温30℃なら保冷時間は10〜12時間程度になりそう
夏の車中泊旅ではさらに厳しい
今回のテストは外気温約23℃の環境で実施した。
しかし真夏の北海道では30℃近くまで気温が上がる日もあり、車内や直射日光が当たる場所ではさらに厳しい条件になる。
保冷バッグは外気温の影響を受けやすいため、今回より保冷時間が短くなるのは避けられないだろう。
今回の結果から推測すると、真夏の環境では10℃以下を維持できる時間は10〜12時間程度になる可能性が高い。
2日持たせるなら保冷剤の補充が必要
今回のテストでは、10℃以下を維持できたのは約16時間だった。
そのため、1泊2日の車中泊旅で初日に購入した要冷蔵品を持ち帰るには、途中で冷却材を補充する前提で考えた方が良い。
最も手軽なのはコンビニの氷
追加の保冷力が必要になった場合、最も手軽なのはコンビニで氷を購入する方法だ。
全国どこでも入手しやすく、保冷バッグへ入れるだけで冷却効果を回復できる。
専用の保冷剤を持ち歩かなくて済む点も魅力だ。
夜と朝に補充すれば十分戦えそう
今回の結果を踏まえると、1日目の夜と2日目の朝に氷や保冷剤を補充すれば、2日目の帰宅まで保冷できる可能性が高い。
多少の手間はかかるものの、クーラーボックスを常時車載することを考えれば十分現実的な運用方法だろう。
車中泊旅のお土産用としては十分実用的
本格的なクーラーボックスのような長期保冷には向かないが、お土産の持ち帰り用途なら十分実用的だ。
折りたたんで収納できる携帯性も含めると、車中泊旅との相性は良好と言える。
まとめ|折りたたみ収納できる手軽さは魅力だが2日保冷は難しい
CAPTAIN STAGの保冷バッグを実際にテストした結果、10℃以下を維持できたのは約16時間だった。
要冷蔵のお土産を半日以上保冷できる性能はあるものの、初日に購入した商品を何も対策せず2日目まで保冷し続けるのは難しい。特に夏場は保冷時間が10〜12時間程度まで短くなる可能性がある。
一方で、途中で氷や保冷剤を補充する前提であれば、1泊2日の車中泊旅でも十分実用的だ。
何より、使わない時は折りたたんで収納できるため車内スペースを圧迫しない。「旅先で見つけた要冷蔵のお土産を持ち帰りたい」という用途には十分満足できる製品だった。


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