青島食堂 宮内駅前店|懐かしさに浸る一杯|新潟県・長岡市

甲信越地方
甲信越地方

新潟を代表するご当地ラーメンといえば、生姜醤油ラーメンだろう。このラーメンも今回の旅では外すことのできない一杯である。なぜなら、見た目、味、雰囲気のすべてが、私の祖母が作ってくれた自家製ラーメンにそっくりだったからだ。

ちなみに補足しておくと、祖母は生粋の札幌出身であり、新潟とは何のゆかりもない。ただ、私がこれまで神奈川や札幌で食べてきた生姜醤油ラーメンと、どこか似た雰囲気を感じていたのも事実である。

「本場の味は果たしてどうなのか?」

その疑問を晴らすべく、老舗の名店を訪ねることにした。

<メニュー>
●青島ラーメン(900円)

スープは、ほんのりと生姜の香りが立ち上る優しい味わい。強烈なパンチはないが、じんわりと体が温まる滋味深さがある。まさに、寒い冬の日に祖母が作ってくれたラーメンの記憶を思い出す一杯だ。

麺は中太で、つるりとしたのど越しが心地よい。スープとの絡みも絶妙で、最後まで飽きずに食べ進められる仕上がりとなっている。

チャーシューは薄くカットされた小間切れが数枚。これがまた、祖母のラーメン感を際立たせてくれる。

さらに、メンマ、ほうれん草、ナルト、海苔、ネギといった定番の具材がバランスよく盛り付けられており、どこか懐かしくも安心感のあるビジュアルだ。

調理を担当していたのは、ご年配の女性。テキパキとした手際の良さにも、祖母の姿が重なるように思われる。

祖母が亡くなって、もう20年が経つ。だが、私がラーメン好きになった原点は、間違いなくあの一杯だった。そう思うと、この青島ラーメンには、単なる味以上の意味があるのだろう。

本場で初めて味わった生姜醤油ラーメンに、どこか懐かしさを覚えた理由。それは、私の中にある「ラーメンの原風景」と重なっていたからなのかもしれない。

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<店名>
●青島食堂 宮内駅前店

<住所>
●新潟県長岡市宮内3-5-3

<最寄り駅>
●宮内駅から68m

<駐車場>
●あり

<訪問日>
●2024年06月07日

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